外国人労災隠しを送検

工場での事故を速やかに報告せず隠したとして、小松労働基準監督署は5日、建設機械製造会社「コマテック」(小松市)の工場の安全衛生管理の責任者だった元課長の男(42)と労働者派遣会社「明優ワークプランナー」(大阪府寝屋川市)代表取締役の男(55)を労働安全衛生法違反などの疑いで金沢地検小松支部へ書類送検した。                    (毎日新聞HPより抜粋)

 

石川労働局の労働基準関係法令違反の公表事案として、12月5日に労働局のホームページで公表されましたが、明優ワークプランナーが派遣したインドネシア人男性が指の骨を折るケガをしたにも関わらず、派遣先のコマテックと共謀して労災保険の請求をさせなかった「労災隠し」のケースで、今回はインドネシア人男性が後日に労働基準監督署へ相談したことから発覚したものです。

 

以前は労災隠しをする親会社もありましたが、現在は労災隠しが発覚すれば監督署は厳しく対応しますので、むしろ会社は労災を使うようになっています。また、今回は悪質性もあるため、おそらく起訴される公算が高いと思われます。

もし有罪となれば、派遣元と派遣先は5年間技能実習及び特定派遣の受け入れは出来ず、現在在籍している技能実習生も他社に移籍か帰国となります。

また役員も同様に欠格事由となり、別会社を作ってもやはり受け入れ出来ません。

 

現在は出入国在留管理庁だけでなく、労働基準監督署も外国人就労の不正や違反に目を光らせていますので、労務管理も適正に行う必要があります。

          

2019年12月06日