採用時の在留資格の申請

 

 留学生の採用を考えている企業からの相談で多いのは、「在留資格の申請は会社がするのですか?本人に任せればいいのですか?」という質問です。

 これは必ず会社が代理人(申請取次行政書士)などに依頼して行うべきです。理由は2つあります。

 

 まず1つ目は在留資格の申請時の不正を防止するためです。

やはり就職する外国人は何としても在留許可を得たいと考えますので、経歴を誇張したり不利益な事項を記載しないなど、本人に悪意は無くとも入国管理庁から見れば明らかな不正行為をされる書類を作成される可能性があるからです。

 

 2つ目は在留許可申請書に会社の採用理由書を添付しますが、これは継続的な統一性を求められます。例えば前回と今回の会社の業種が全く違う、本店の場所を間違って作成していたなど、杜撰な理由書を提出したらどうなるでしょう。

 入国管理局は前回の申請もチェックしますので、前回と違う事を記載していれば採用理由書自体の信用性が損なわれ、許可の判断に影響が生じることもあります。

 これは会社が申請を行えば、申請控えが残りますので過去の申請を考慮しながら、一貫した採用理由書を作成することも出来ます。

 

 そもそも官公庁書類の日本語は難解な用語も少なくありません。

素人の外国人に任せて不許可になるリスクもありますので、やはり専門家に依頼するのが確実でしょう。


2019年07月11日