外国人との雇用契約書

 外国人と雇用契約を交わすときに、在留資格が失効・不許可のときは退職とするなどの特別条項を設けることがありますが、この特別条項を定めるときに外国人労働者に一方的に不利益となる場合には、無効とされる恐れがあります。

 なぜなら労働契約法第12条(旧労働基準法93条)では就業規則に定める条件に達しない労働条件は無効と定められており、労働者の画一的管理を目的とする就業規則の考え方からすれば、特定の労働者について一方的に不利益に定める労働契約は効力を失うと考えられるからです。

 労働契約における特別条項については、雇用管理上の必要性と不利益の程度、および就業規則の条文を検討して設ける必要があります。


2019年06月20日