扶養家族の国内居住要件

外国人材が日本で就労するとき、以前は本国に残してきた家族も健康保険上の扶養家族とすることが出来ました。

これは健康保険の扶養家族は、同居を絶対の要件にはしておらず、別居でも仕送りなど一定の要件を満たし扶養している事実が明らかであれば、別居でも加入することが可能だったからです。

 

しかしながら、海外の病院で受診した診療費の不正請求と思われる事案が相次いだり、海外に居住している家族について事実確認が困難なことから、2020年4月より健康保険の扶養家族には「国内居住要件」が適用され、海外の扶養家族は加入出来なくなりました。

 

今秋に行われた令和元年度被扶養者資格再確認で、被扶養者状況リストが交付されましたが、リストでは18歳未満も国内居住が調査対象事項となっていることから、おそらく国内居住要件を調査させていると考えられます。

ただし留学で海外に居住している場合など、一定の条件で引き続き加入が認められることとなりました。

 

2019年11月08日